富山 黒部の観光情報サイト「黒部藩」

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富山・黒部・宇奈月・魚津・入善・朝日の観光 旅の見所

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電車に揺られてまちめぐり! 2010年春のくろワン ①

春がくる!くろワンきっぷで出かけよう

(桜の開花も待たれる3月のある日、桜井城のお庭にて。)

太陽の守:のどかじゃのう。ここ宮野山からの景色も、だんだんと春めいてきたようじゃ。

じぃ:桜の季節が楽しみですな。

太陽の守:じぃ、前から気になっておったのだが、あれに見えるはなんじゃ?

じぃ:新幹線の駅を造っているのでございます。だいぶ形ができてきましたな。

太陽の守:駅と言えば、城下にはたくさんの駅があるのう。

市姫:このあいだ、お魚を食べにいったがですぅ。

じぃ:・・・姫さま、たしかにあれは「魚の駅」でしたが、電車が止まる駅ではなかったがですよ。

太陽の守:実際に、電車の駅はいくつあるのじゃ?

じぃ:たしか、人が乗り降りできる駅は21あると聞いております。あの新幹線の駅ができれば、22になりますな。

市姫:そんなに~!!

じぃ:特に、海から山までを結んでいる富山地方鉄道の駅は、藩内に15もあり、電車は城下の人々の足として欠かせぬものとなっております。

太陽の守:鉄道網が充実しているのは、黒部の自慢なのじゃ。(^_^)

姫、魚の駅は電車の駅ではないのですよ

殿、電車の数に感心する

じぃ:そういえば、先程かわら版屋の菅が、なにか電車のことを言っていたような・・・。

かわら版屋の菅、登場

菅:(いきなり登場)「くろワン」でございます!!

太陽の守:おお、もうそんな季節か。

市姫:「くろワン」ってなあに?

菅:「黒部ワンコイン・フリーきっぷ」、略して「くろワン」! 2010年の春で、7回目になります。

太陽の守:500円(ワンコイン)で、藩内の15の駅(電鉄石田~宇奈月温泉)が乗り降り自由になるのじゃ。

くろワンきっぷにはちょっと詳しいかわら版屋です。

菅:毎年、春と秋に行われておりまして、今回は3月20日(土)から5月9日(日)までの土・日・祝日、合わせて21日間です。

太陽の守:市の好きなスタンプラリーもできるぞ。駅ごとに違うわんこの顔のスタンプがあって、集めるとプレゼントに応募できるのじゃ。

市姫:まことですか~!

菅:その他にも、沿線のまち歩きや、協賛店での特典などもあるがです。

太陽の守:休みの日に電車に乗ると、いつもの景色もまた違って見えるもの。降りたことのない駅に行ってみるのも楽しいぞ。

くろワンのマスコットキャラは、可愛いわんこなんですよ

菅:2010年は、「黒部市民鉄道年」に制定されております。

じぃ:それは初耳じゃ。

菅:JR北陸線の黒部駅と生地駅が開業100周年、富山地方鉄道の黒部線(下立駅まで)が開業88周年という記念すべき年ながです。

太陽の守:そんなに歴史ある路線であったのか!

菅:城下の富山地方鉄道は、最初「黒部鉄道」として、1922年(大正11年)に部分的に開業しました。

じぃ:さすが、かわら版屋。くわしいのぅ。

菅:その後、「富山電気鉄道」に統合され、1943年(昭和18年)からは現在の「地鉄」になっております。駅名に付いている「電鉄」は、前身の「富山電気鉄道」の名残でございましょう。

太陽の守:電車は、長いあいだ城下の人々の暮らしを支えてきたのであるな。

菅:城下を走る電車も、車両の色で「カボチャ電車」や「ミルク電車」という愛称が付けられ、皆に親しまれております。

市姫:かわいい名前ですぅ。

殿、かわら版屋の知識に関心

車両には「かぼちゃ電車」と「ミルク電車」と愛称がつけられています。