富山 黒部の観光情報サイト「黒部藩」

富山 黒部の観光情報サイト「黒部藩」

富山・黒部・宇奈月 観光がもっともっと楽しくなる情報サイト!

富山県は黒部から発信する食と観光のポータルサイト
黒部藩藩主こと、黒部太陽と個性豊かな仲間達とともに黒部の魅力を余すことなくお伝えします!

富山・黒部・宇奈月・魚津・入善・朝日の観光 旅の見所

富山・黒部・宇奈月・魚津・入善・朝日の観光 旅の見所

とっておきの体験を!「どやまらんど」&「農村文化伝承館 山本家」

どやまらんど「明日(あけび)キャンプ場」

どやまらんど「明日(あけび)キャンプ場」

山過ぎず、街過ぎず、ちょうどいい場所にあるのが、どやまらんど「明日キャンプ場」。海にも山にも好アクセスで、ここを拠点に周辺観光地へ出かけられる方も多いとか。キャンプ場には、テントサイトはもちろんのこと、お手頃な料金で利用できるバンガローやバーべキュー場、キャンプファイヤー広場にトイレや炊事場などの施設が整っとるがです。
キャンプ場選びで気になるのがお風呂の有無。こちらでは、隣接する「明日山荘 さか栄」さんで天然温泉を利用することができるがで、夏は昼間の汗をさっぱりと、春秋は体をポカポカと温めて、旅の疲れを癒やせるがですよ♪

どやまらんど「明日(あけび)キャンプ場」
どやまらんど「明日(あけび)キャンプ場」

バーデン明日さんでも、日帰り温泉を楽しめますぞ。

絶好のロケーション

昭和63年(1988)にオープンして以来、たくさんのキャンパーが訪れている明日キャンプ場。リピーターも多いがですけど、その魅力の一つに絶好のロケーションがあるがです。高台に位置するキャンプ場からは、黒部川扇状地と日本海を見渡すことができ、わざわざこの景色を撮影するためだけに訪れる方もおられるがですって!
特に夕日が綺麗に見えると評判で、扇状地を橙色に染めながら能登半島へと沈んでいく大きな夕日は、ずっと眺めていられるほどの情景ながです。また、春には扇状地に広がる水田に太陽の光がキラキラと輝き、夏の夜には空いっぱいの星々がすぐ近くに見えたりと、季節毎に変わる景色を楽しめるがです。

明日キャンプ場には、とっても気さくなスタッフさん達がおられるがですよ。時折「ご家族で経営されているの?」と、間違えられるほど息の合ったおもてなしは、なんだかキャンプ場というより田舎の実家に帰ってきたような感じながです。自然体で接してくださるから、「また来るね〜!」と、何度もここへ足を運ばれるお客さんも多いがでしょうね♪
このキャンプ場は、ご家族連れがメインながですけど、バイクで旅をされているライダーのご利用も多いとか。また、宿泊者がいる場合は必ず当直者がおられるがで、キャンプ初心者や女性ソロ・キャンパーでも安心してご利用できるがです。

どやまらんど「明日(あけび)キャンプ場」
どやまらんど「明日(あけび)キャンプ場」に併設するファミリースキー場で、アクティビティはいかが♪

初心者には、タイヤの付いたマウンテンボードがオススメながやと!

農村文化伝承館「山本家」

農村文化伝承館「山本家」

苔の生えた雰囲気のある階段を上がり、重厚な納屋門をくぐると、今から230年ほど前に建てられた立派な民家が現れます。この地域の旧家でもあった「山本家」が所有していた建物で、代々の当主は、村の肝煎や総代、下新川郡会議員などを務め、集落の重要な役割を担う名家やったそうながです。
そんな山本家の人々が暮らしたこの建物は、江戸時代後期の中頃の様式とされ、当時の建築や生活の様子を知る上で貴重な建物でもあるがです。母屋の広さは600㎡で、部屋数は16部屋。畳の枚数はなんと約130枚にもなるがです!民家というより、まるでお屋敷ながですよ。
昭和63年(1988)、9代目当主・山本恵通氏の時に、この建物は黒部市(当時の宇奈月町)へと寄付されました。現在は農村文化伝承館として、一般の方が見学や宿泊ができるようになっとるがです。

農村文化伝承館「山本家」
農村文化伝承館「山本家」

かまど炊き体験

農村文化伝承館「山本家」

宿泊の基本は素泊まりで、食事は自炊か外食、持ち込みのいずれかながです。自炊の場合、山本家の台所には”かまど”が3つあり、かまどを使ってご飯を炊く貴重な体験ができるがですよ。
かまどや火の扱いは、スタッフさんからアドバイスしてもらえるので自信がなくても大丈夫。また、お米を浸す時間をしっかり守れば、そうそう失敗することはないがですって。
自分達で火加減を調整し、お釜から漏れるお米の匂いや音を感じながら炊くご飯は、格別な味がするがでしょうね♪

農村文化伝承館「山本家」
じい「見学の方は、予約を入れておくと囲炉裏に火を入れて準備してくださるそう」

3つの玄関

山本家には3つの玄関があり、それぞれを使い分けられていたそうながです。母屋の一番左側の玄関は、ご近所の方や家族が使われていたそうで、現在もメインで使われとる玄関。南東にある玄関は、この辺りが加賀藩領だった頃、奉行所のお役人さんやお寺の住職さんを迎え入れる賓客用の玄関やったがだそう。
そして、真ん中に位置する玄関は、お客様用として使われていたもの。山本家へと向う道中は、参勤交代などでも使われていた北陸上街道と繋がっていたこともあり、旅の人が宿としても利用されとったがです。玄関の小縁では、ワラジを脱いだ旅人の足を女中さんが洗っとられたそうで、その為、小縁は足が洗いやすい高さに造られとるがです。ここに腰掛けながら、昔の人達はどんな会話をしとられたがか・・・想像するだけでワクワクしてくるがです♪

農村文化伝承館「山本家」
農村文化伝承館「山本家」

玄関にそれぞれの役割があるように、各部屋にも役割があるがです。真ん中の玄関と繋がっている神棚のある和室は、山本家で一番広い部屋。柱に3つの輪っかがあり、お祭りの際には、ここに幕を張ってご近所の方々が集われたがです。
一方、南東の玄関に繋がる客間には、幕末の物騒な時代を物語る面白い仕掛けがあるがです。底がなく物を置くことができない天袋があるがですけど、非常時にはこれを解体して、その木材で対抗できるように造られとるがです。また、いざという時の武器として、長押の隙間に投石用の石も隠されとったがですよ。
各部屋の役割を紐解いていくと、当時の身分や生活によって意味のある作りになっとるのを学ぶことができるがです。しかも、そんな各部屋にお布団を敷いて泊まれるなんて、時代を旅しているような気持ちになるがですよ!!
ボタン一つで何でもできてしまう生活から離れて、山本家に流れる素敵な時間を過ごしてみたってください☆

どんぐりのタイルとお辞儀するウサギの装飾

太陽「この可愛い装飾が、何処にあるのか山本家で探してみて!」

姫「事前に相談すれば、蛍鑑賞や夏野菜の収穫体験や干し柿作りなど、季節毎にプラスαの体験もできるがです」

【どやまらんど「明日キャンプ場」「ファミリースキー場」】
富山県黒部市宇奈月町土山133
(北陸自動車道黒部ICから車で約20分)
TEL 0765-65-1567
営業期間 4月〜11月(12月~3月は休業)
営業時間 9:00〜16:00
ホームページ https://doyamarando.jimdo.com/

【農村文化伝承館「山本家」】
富山県黒部市宇奈月町明日670
(北陸自動車道黒部ICから車で約20分)
(富山地方鉄道「愛本駅」から車で約5分、徒歩は約40分)
TEL 0765-65-2038
営業期間 4月〜11月(12月~3月は休業)
休館日 水曜日
ホームページ https://doyamarando.jimdo.com/

「明日山荘 さか栄」の温泉をご利用の方は、事前に予約をしてください。
富山県黒部市宇奈月町土山31
TEL 0765-65-2121
営業時間 10:00~21:00
定休日 第2・第4水曜

「バーデン明日」日帰り温泉をご利用できます。詳しくはホームページをご覧ください。
富山県下新川郡入善町舟見1677番地1
TEL 0765-78-2525
ホームページ http://www.baden-akebi.jp/

(2018年8月24日)