それは冬のある日、まだ夜が明けぬ早朝・・・
菅:おはようございます!!
じぃ:・・・?? かわら版屋、こんな朝早くからどうされました? もしや城下に一大事でも!
菅:いいえ、そうではありません。今日は殿と姫を、生地にある魚の駅にご案内しようと思いまして。
じぃ:そうでございましたか。しかし、殿も姫も、まだおやすみ中でして・・・。
菅:わたくしも、ちょっと早く来すぎました。なにしろ、市場は朝が早くって。新鮮なお魚がたくさんありましたので、つい、気が急いてしまいました。
じぃ:ほう、今日はどのようなものがありましたか。
菅:はい、ベニズワイガニが並んでおりましたのと、マダラにアンコウ、ゲンゲ、ホウボウ、ヒラメにホタテもありました。新鮮な魚は城下の人々にも大人気で、毎日のように買いに来る者もいるとか。とれたてで、おいしいものばかりだそうですよ。
じぃ:それは、殿も姫もさぞお喜びになるでしょうなぁ。
菅:それでは、お二人がお目覚めになってから・・・またあとで出直します。













