富山 黒部の観光情報サイト「黒部藩」

富山 黒部の観光情報サイト「黒部藩」

富山・黒部・宇奈月 観光がもっともっと楽しくなる情報サイト!

富山県は黒部から発信する食と観光のポータルサイト
黒部藩藩主こと、黒部太陽と個性豊かな仲間達とともに黒部の魅力を余すことなくお伝えします!

富山 黒部のご当地調査隊!お菓子や美味しいものたくさん!手みやげ編♪

富山 黒部のご当地調査隊!お菓子や美味しいものたくさん!手みやげ編♪

四季折々に楽しい☆ 昌栄堂の上用饅頭

昌栄堂の上用饅頭

昌栄堂さんは季節に合わせていろいろなお菓子があるから、いつ行っても楽しいよね~。今なら、秋の味覚でさつまいもとか栗とかがイチオシだけど、やっぱり定番はおまんじゅう! どれにするか迷っちゃうな~

季節感を大切に

昌栄堂さんには、旬の素材を活かしたお菓子がたくさんあるが。季節によってお店に並ぶ商品が違っとって、それぞれの季節のお菓子がお目見えするごとに、四季の移ろいを感じるがよ。今は野菜でも何でも季節感がなくなってきとるけど、昌栄堂さんは、「いちばん季節感を出せるのがお菓子じゃないか」って言わっしゃる。お抹茶のときの上生菓子とかが代表的やけど、ちょっと特別って感じで気軽には手がでんがよね…。だから、昌栄堂さんはもっと手軽に食べやすいお菓子として、おまんじゅうで季節を表現しとられるがよ!
季節の上用饅頭は、決まった日があるわけじゃなくて、天候を見ながら入れ替えていかれるがやって。お正月にはその年の干支、それから順に、椿、桃、さくら、菜の花、菖蒲、あじさい、あさがお、秋桜(コスモス)、菊・・・とめぐっていくがよ。皮とかあんとかもそれぞれアレンジしてあって、味だけじゃなく、見た目にも楽しいお菓子ながで、固定ファンも多いらしいよ。

菊上用まんじゅう

黒部ブランドの丸いもを使用

  • あんこを皮でくるんで丸める
  • 蒸す前の上用饅頭(赤)
  • 上用饅頭を蒸す
  • 蒸しあがりました!
  • ひとつづつ包装していきます
  • お祝い用に箱に並べてできあがり!

昌栄堂さんの上用饅頭は、皮に地元の「丸いも」を使っとるが。丸いもはヤマイモの一種で、黒部の特産品。黒部ブランドにも認定されとる自慢の逸品ながよ。高級食材として知られとって、とろろにして食べることもあるけど、和菓子の材料にもなるが。これを生地に使うことによって、ふっくらやわらかな最高級のおまんじゅうになるがよ。
あんも自家製で、黒部の名水で作るから、すっごくおいしいって評判☆ こしあんとつぶあんで二重になっとって、自然でほんのりとした甘みが上品な風味を醸し出しとるが。まるごと入った栗も味わい深くて、感動もんやよ!!
上用饅頭は、ひとつひとつ職人さんの手づくり。はかりなんか使わんでも、分量は手が覚えとるんやって! あっという間にあんこを皮でくるんで、丸めていかれるが。これを蒸したら、おまんじゅうのできあがり♪

新商品にも注目☆

昌栄堂さんには上用饅頭みたいなお祝いのお菓子のほかにも、お団子とか焼き菓子とか、和菓子・洋菓子いろいろあって、全部合わせたら80アイテムもあるがやって。昭和29年(1954)の創業以来、くろべっ子に愛されるお菓子を作り続けておられるが。今みたいに季節を意識したお菓子づくりをするようになったがは10年ほど前からながやけど、行くたんびにいろいろ新作とかもあるから、ついつい買ってしまうがよね~。
平成21年(2009)に佐渡から黒部へトキが飛来したのにちなんで、昌栄堂さんから発売された「ときめき万寿」は、白い皮に、うすい朱色のラインが入ったおまんじゅう。今や黒部の銘菓として、すっかりおなじみになっとるが。世代を問わず、「気軽に入れて楽しいお店」をコンセプトにして、新しい商品の開発にも意欲的に取り組んでおられるがよ。
なにより、作っとる人たちが楽しそう♪ それぞれのお菓子にまつわるこだわりとか、お店で聞かせてもらうのもいいかも。とにかくいっぺん遊びに来てみて☆

かりんとうまんじゅう くろまる

ご当地調査隊 隊長 若栗からの報告

市姫:お菓子やさんの子に生まれたかったがです...!

若栗:毎日好きなだけ...。いいっすね~。

じぃ:何を言うとるがですか!

黒部のご当地ほうこくしょ。手みやげ編その3:昌栄堂の上用饅頭

取材させていただいたお店・品 昌栄堂(黒部本店)
上用饅頭
価格 上用万寿「和」栗入り(10個詰め合わせ)
2,153円
TEL 0765-54-0002
住所 黒部市三日市1078-1
備考 〈ホームページ〉
https://www.syoueidou.co.jp/
〈営業時間〉
平日/9:00~18:30
土日祝日/8:00~18:30
〈定休日〉
不定休(水曜日)

(2011年11月11日)