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女子野球の聖地に花咲くパワー!マドンナ達の甲子園

女子野球の聖地・魚津
黒部市国際文化センター・コラーレ

毎年8月の下旬頃、魚津市では「全日本大学女子野球選手権大会」が開催されます。野球に情熱をかける女子大生達が全国から集い、桃山運動公園野球場と天神山野球場を舞台に、熱い戦いを繰り広げとるがですよ!
この大会が開催されるようになったキッカケは、昭和55年(1980)、魚津市に洗足学園魚津短期大学(以下、魚津短大)が開校し、その翌年に女子野球部が発足したのが最初の一歩ながだそうです。魚津短大に赴任して来られた池田弥三郎氏の提案のもと、春日利比古氏によって創部されました。当初は神戸山手女子短大野球部との試合を定期的に行うのみでしたが、いつの間にかその輪が全国へと広がりを見せ、昭和62年(1987)の第1回大会へと繋がっていったがです。
順調に回を積み重ねていた全国大会でしたが、一度だけ大きな危機を迎えました。大会事務局を担っていた魚津短大が、平成14年(2002)に閉校することになり、魚津での開催が危ぶまれたがです。
しかしその時、魚津市民の皆さんが「女子野球は魚津」「学生達の大切な大会を守らんと!」と、力強い声を上げてくださりました。さらに学生側からも「全国大会は魚津で!」という後押しが。そこで新たに市民の有志の方々が中心となって「魚津市実行委員会」が発足され、魚津での開催が継続されることになったがです。
そしていつの頃からか、「マドンナ達の甲子園」と親しまれるようになり、昨年(2016)には30回目を迎える歴史ある大会へと発展したがですよ♪

選手宣誓の様子 お話をお伺いした西浦麻衣子さん
魚津は第二の故郷

地元の方々の女子野球に対する関心は高く、大会が近づくと、街中ではユニフォーム姿や日焼けをして真っ黒になった女子大生達と、地元の方々との交流があちこちでみられるがですよ。
例えば、早くから現地入りしたチームは、地元の野球チームと交流試合をされるがだそうです。さらに、コアなファンはその試合から観戦に来られるがですって。
また、野球以外でもこんなエピソードが。ある年、彼女達が海岸で釣りをしている地元の方を見かけ、物珍しそうにしとったそう。すると、その釣り人が「一緒に釣ってみる?」と声をかけたことで意気投合。そのまま何十年来の親しい仲になったがだそうです。
現在、地域全体で大会を盛り上げとられるがですけど、おもてなしの先駆け的な存在となったのが天神地区の皆さんでした。10年程前から天神山野球場で、サインボードを使ったお出迎えや、自分達で育てた野菜や果物を冷やして振る舞われるなど、自発的に学生たちを歓迎してこられました。その心遣いが、学生のみならず地元の人達の心を動かし、今では魚津各所でおもてなしがみられるようになったがです。
「選手達のことを第一に、親身になって考えてくださり、皆さん熱心に応援してくださいます」とおっしゃる西浦さん。実は彼女も元選手で、魚津の方々のおもてなしを受けた一人でもありました。そんな西浦さんから見ても、交流を通して魚津を「第二の故郷」と慕い、OGになっても魚津へ応援に駆けつける人がたくさんおられるそう。学生達も、こうした地域の方々の声に応えようと学生委員会を結成。試合だけでなく大会のサポートもされとるがですよ。
こうして市民と学生達が繋いできた取り組みは高く評価されることとなり、平成24年(2012)に「地域づくり総務大臣表彰」を受賞されました。

天神山地区のおもてなし 天神山地区のおもてなし
今年のマドンナ達の熱戦
ホームに滑り込む選手とバックホームを待ち構えるキャッチャー

野球といえば、まだまだ男子のイメージが強く、「女子野球(レベル)はどうなの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、野球好きな人こそ「今の女子野球を見て欲しい!」と、西浦さんはおっしゃいます。各チームのレベルは年々高くなり、準々決勝あたりからはもうハイレベルな戦いの連続ながです!
以前は、日本体育大学・日本女子体育大学・至学館大学・東京女子体育大学の4強(シード校)時代が続いとったがですけど、近年、その均衡が崩れてきました。3年前、4強の一角・東京女子体育大学に園田学園女子大学が勝利し4強入り。一方、敗れた東京女子体育大学はシード校から落ち、翌年からのトーナメントでは、早い段階で強豪校と当たり決勝戦並の苦しい戦いを強いられてきました。そして今年、初戦の相手は園田学園女子大学。東京女子体育大学は、リベンジに燃えとられます。
まだまだ好カードはあるがです。昨年、16回大会以来の4強入りした中京大学。今年はシード校になったがですが、初戦の相手は日本体育大学の8連覇を阻止し、準優勝経験もある強豪・大阪体育大学。西の強豪校同士の対決です。
決勝に進んできた数なら、一番多いともいわれているのが至学館大学。毎年4強に入る強豪校でも、唯一手にしていないのが「優勝」。今年の初戦は、女子野球OGが監督を務める関西大学で、2年連続の同一カード対決ながです。
そして、長年大学女子野球の女王として君臨しているのが、日本体育大学。今年は5連覇、そして優勝20回を目指します。常にトップに君臨するプレッシャーは相当な物・・・プレッシャーをはねのけ優勝を掴み取れるか注目ながです。
この大会、どの試合も嬉しいことに入場は無料。まずは会場に足を運んで、彼女達のプレーを観て欲しいがです。地元チームを応援するのもよし、出身大学を応援するのもよし、とにかくお気に入りのチームを見つけて応援するもよし。野球のルールを知らない人でも、彼女達のひたむきなプレーや笑顔に魅了され、毎年応援したい気持ちになるがです!ぜひ、皆さん会場に来たってください♪

ツーアウト!ベンチから選手をこぶする様子
じぃ:この大会の優勝チームは、10月に行われるジャパンカップに出場することができるそうじゃ。社会人チームと戦い真の日本一を決める大会ですぞ!
姫:各チームの紹介はコチラから!黒部藩絵巻(ブログ)球場に足を運ぶ前に、要チェックながす!!

【全日本大学女子野球選手権大会】
●会期:8月第4金曜日から5日間
※ 第31回大会は、2017年8月25日(金)〜30日(水)
※ 予備日 2017年8月31(木)、9月1日(金)

●会場
魚津桃山運動公園野球場/富山県魚津市出字桃山36【GoogleMapで詳しくみる】
魚津市天神山野球場/富山県魚津市小川寺5995【GoogleMapで詳しくみる】

●ホームページ、ブログ
大会公式ホームページ http://spo-uozu.com/jyakyu/
大会公式ブログ http://jyosiyakyuu.seesaa.net/
※大会の詳しい情報はホームページをご覧ください。
※大会開催日は、試合のライブ配信が行われます。

●お問い合わせ 魚津市実行委員会 事務局
〒937-0066 富山県魚津市北鬼江2898-3(ありそドーム内)
TEL: 0765-23-6550(平日9:30~17:00)/ FAX:0765-23-9802




(2017年8月23日)