富山・黒部・宇奈月・魚津・入善・朝日のことを教えて、達人!黒部講座

恵みの多き富山 黒部の里。美しい自然に囲まれ、おいしい海の幸・山の幸が満載のまちです。そんな土地を知り尽くした達人たちに、暮らしのなかで感じる魅力を伝授してもらいます。

第17回 達人 (1/2)

「わがまち入善に、新名物あり!」

佐田洋さん(合同会社善商 代表社員)

記念事業がきっかけ

入善町の新たなブランドづくりに取り組む会社「善商(ぜんしょう)」は、平成22年(2010)5月に入善町商工会青年部の有志のみなさんによって設立されたがです。そもそものきっかけは、入善町商工会青年部創立50周年記念事業のプロジェクト。「50周年を機に、10年後、20年後につながるものを残したい。」という思いから、入善町の魅力を発掘する取り組みを始められたがですって!!
記念事業プロジェクトのメンバーの一人だった佐田さんは、入善の新しい名物に何か食べるものを企画したいと考え、家業がお味噌屋さんだったこと・ラーメンが好きだったことから、候補として「味噌ラーメン」を提案。「実は、それまでおいしいと思う味噌ラーメンは食べたことがなかったんです。自分がおいしく食べられる味噌ラーメンを作ろう、というのが出発点でした。」
ほかにもたくさんのアイディアが出されたなかで、最終的に残ったのは「ラーメン」と「ワイン」。記念式典までの完成をめざして、本格的に研究開発に取り掛かられたがです。

善商(ぜんしょう)佐田洋さん
ご当地ラーメンを開発
入善ラーメンまつりで販売「ブラウンラーメン」

富山のご当地ラーメンとして全国にその名をとどろかせる「富山ブラック」を意識して、名前は「ブラウンラーメン」に。味噌に海老を使う案も、最初は思いつきだったらしいがですけど試行錯誤を重ね、主張しすぎない程度のちょうど良い配合に。佐田さんは、「わいわいとメンバー同士で意見を出し合っているうちに、『それいいね~』という感じで話は進んでいきました。」と当時を振り返ります。
海老味噌ベースのピリ辛スープに、深層水仕込みの麺。ラーメン作りに関しては素人ながら、青年部のみなさんの手によって、富山・入善のおいしいものを見事に融合させたラーメンが完成しました☆ 平成21年(2009)11月に行われた青年部創立50周年記念式典でお披露目したところ「また食べたい!」という声が多く、みなさんの応援を追い風に、ブラウンラーメンは「入善ラーメンまつり」や「にゅうぜんフラワーロード」などのイベントでも販売されて、徐々に人気を博していったがです。

イベントで見かけて気になっとったがです!!
勝手にどこでも行かれんがですぞ!
おみやげから定番品へ

入善ブラウンラーメンで、手ごたえを感じ始めた青年部のみなさん。商品化してほしいという要望を受け、青年部のままでは営利目的の活動ができないこともあって、会社組織を立ち上げて販売することを決意。「入【善】町【商】工会青年部」から2文字をとり、記念事業で完成させたワインの名前にもなった「善商」を会社名として、新たなスタートを切られたがです。
初めに売り出されたがは、おみやげ用で3食入りのもの。味噌ラーメンということで、「味噌樽」をかたどった容器だったがですけど、実際には日常的におうちで食べてくれるお客さんも多かったがだそうです。「いつも買うから、樽ばっかり溜まって・・・。」という声に、善商では家庭用の袋ラーメン(2食入り)も発売。おみやげ店以外のスーパーなどでも取り扱ってもらえることになり、より身近に、多くの人の目に触れるようになっていったがです。

地元でもすっかりおなじみの入善ブラウンラーメン

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