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第13回 達人

「国際理解の入り口はすぐそこに①」
ブレット・クインビーさん

(元・黒部市国際交流員)

第13回 達人「国際理解の入り口はすぐそこに①」ブレット・クインビーさん

大学で日本語を学ぶ

クインビーさんは、アメリカ合衆国ウィスコンシン州のお生まれ。ウィスコンシン州は「あらいぐまラスカル」の舞台となっていた州で、五大湖(ミシガン湖とスペリオル湖)に面した、自然の豊かな町ながです。
クインビーさんが日本文化に興味を持たれたのは、大学生のとき。大学に入ったら外国語が必修で、お友達に誘われてたまたま選んだのが「日本語」だったがだそうです。「勉強してみたら好きになって、日本という国や文化にも興味を持つようになりました。それで1年間、東京に留学することにしました。」偶然の出会いだったがですけど、なんという幸運。知れば知るほど日本が好きになって、「大学を卒業したら、もういっかい日本に行ってみたいな、と思って国際交流員の仕事に応募しました。」

クインビーさんの大学時代

なんと!偶然のめぐりあわせだったのじゃのう!

黒部の第一印象

クインビーさん

国際交流員は、自分で派遣先を選ぶことはできんがだそうです。だから、クインビーさんが黒部に来られたがも、みずからの意思ではなく、めぐりあわせ。国際交流員となって、最初に黒部を訪れたときの第一印象は、「自然がきれいで、いいところだと思いました。特に山が好きです。山も海も、両方あってうれしかった。」
田舎ゆえの人付き合いの難しさはなかったですか?とお尋ねしたら、「みんな優しくて、すぐに仲良くなれました。」とのこと。以来5年間にわたって黒部市の国際交流員としてお仕事を続けられ、今年(2011)7月で引退。この間に、ご結婚、そしてお子さんの誕生という、うれしい出来事もありました。市内で就職されて、まだしばらく黒部に住まれるそうです。
「本当は3年ぐらいの予定でした。アメリカの家族は、留学のときも、国際交流員になったときも、すぐ帰ってくるからと言って反対はしませんでしたが、5年間になり、それ以上になってしまったので、今は帰ってきてほしいと言われています。」

黒部の素晴らしさは世界に通用するがですね~!

黒部は県内でも特に国際交流が盛んなとこながやと!

国際交流員のしごと

国際交流員のおしごとはいろいろあります。「黒部市内の保育所や幼稚園へ行って、英会話やアメリカのゲームを教えたり、国際交流イベントの企画をしたりします。」そのなかでも特に印象に残っているのは、年に1回、富山県内の国際交流員が中心となって企画する大きなイベント「JET世界まつり」。2009年2月には、黒部市国際文化センターコラーレでも開催されました。現在は高岡での開催に向けて準備中とのこと。
「子どもたちに、自分の国の文化を伝えるのが楽しい。」とおっしゃるクインビーさん。「仕事は変わりましたが、国際交流イベントにはこれからも参加するつもりです。イベントでは英語が話せなくても全然大丈夫。参加している外国人は日本語も結構できる人が多いし、しゃべれなくても大丈夫、ってわかったら友達になれる。」物静かな口調ながら、国際交流にかける熱い思いを感じるがです。

国際交流 子どもたちも楽しそう

国際交流

コラーレでは毎月第4木曜日に国際交流イベントを開催しておられるがですと!