富山・黒部・宇奈月・魚津・入善・朝日のことを教えて、達人!黒部講座

恵みの多き富山 黒部の里。美しい自然に囲まれ、おいしい海の幸・山の幸が満載のまちです。そんな土地を知り尽くした達人たちに、暮らしのなかで感じる魅力を伝授してもらいます。

第1回 達人 (1/4)

「北洋漁場開拓の歴史」

松野均さん

(黒部まちづくり協議会 会長、 くろべ漁業協同組合 代表理事組合長、 丸中水産株式会社 代表取締役)

市姫と殿、生地へ行く。

市姫:父上、このあいだ食べたサンマのぬか漬け、おいしゅうございましたぁ。

太陽の守:気に入ったか。脂がのって、焼いて食べると香ばしく、塩加減も絶妙であったのぅ。

市姫:思い出したら、また食べたくなってきた・・・。

太陽の守:あれは、生地の浜でつくっておるのじゃ。

市姫:いくじ・・・?

太陽の守:城からは遠いからのぅ。知らぬのも無理はないが。

市姫:その、「いくじ」に行けば、サンマをおなかいっぱい食べられるのですね! わたくし、行ってきます!

太陽の守:・・・そなたも、言い出したら聞かぬからのぅ。・・・ならば、まいるか!

海岸沿いに灯台を目指してやってきた殿と姫。大きな木造の建物を見つけました。


大きな建物

市姫、大きな建物を訪ねる。

市姫:ここですかぁ・・・。どなたかおられますかぁ。

おばあさん:あれあれ、どうされたがぁ。・・・まあ、太陽の守さま、市姫さま!!

市姫:サンマのぬか漬け、欲しいがだけど・・・。どこ行けばいいがかなぁ。

おばあさん:こっち入って休んどられ。・・・すぐ用意するちゃあ。

市姫:・・・ここは?

松野さん:遠いところをようこそ、いらっしゃいました、太陽の守さま、姫さま。

市姫:あなたは?

松野さん:ここの主、松野です。ここは、まちを歩いておられる方々に、お休みいただけるように、しつらえた場所でございますよ。殿さまも姫さまもお疲れでしょうから、中で休んで行かれませ。

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